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「できたよ、ぼくたちのねぷた」鈴木喜代春 作、ヤマウチシュウコウ 絵

今日の絵本は番外編。青森県民ならではの絵本のご紹介です(^^
今週末の八戸三社大祭を筆頭に、来週は青森市のねぶた祭り、弘前のねぷたまつり、五所川原市の立佞武多など、県内、お祭りウィークです。青森の熱くて切なくて短い夏。あっという間の一週間が始まります。

そんな青森の「お祭り」「ねぶた」「ねぷた」と言うと、全国的に有名なのは、上記のお祭りくらいでしょうか。でもね、実際には違うんです。私の住む三沢市は太平洋側なので関係ないですが(笑)、日本海側一円、所謂『津軽』では殆どの市町村で「町内」単位でねぷた、ねぷたを持っていて、観光客なんて誰もいない、町単位でのお祭りを実施してるんですよ。

この絵本で紹介されているのは、田んぼアートで有名な「田舎館村」に実在する光田寺保育園で2013年に実際にあったお話。

この保育園の園児たちは、田植えやリンゴの授粉作業を手伝うなど、豊かな自然の中で、伸び伸びと暮らしています。でも、この保育園には「ねぷた」がありません。他の保育園にはねぷたがあるのに.....

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「田舎館村の他の保育園はねぷたを持っているのです」
.........アンビリバボーーー(笑

勿論、そんな大きなのじゃなくて、保育園児が引っ張れるような小さなねぷたですけどね。それにしたって、制作にはお金も時間もそれなりにかかる訳で....それを何?町内の保育園が各一台持ってる???信じられません。。。
さて、「ぼくたちもねぷたが欲しい!」そんな子供達の願いを聞いた、周囲の大人たちの強力でこの保育園にも無事にねぷたが完成します。残念ながら、予定日には雨が降ってしまいましたが、秋になって、無事にねぷた運行が出来るまでを描いた作品です。

作者は田舎館村出身の元小中学校の教員だったかた。作画は弘前のねぷた絵師さんで、このねぷたの絵を描かれた方なんだそうです。

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当時の津軽新報に、このねぷたの初運行の様子が掲載されていました。あったかい写真ですよね。ご父兄の皆様の大きなサポートがあっただろう事は想像に難くない。

やっぱり....ねぷたって、『愛』なんだよなぁ~~って感じる絵本でした!

ではまた~

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おまけ。
田舎館のねぷたは見に行った事がありませんので、近隣市町村のねぷた祭りの運行の様子を

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黒石ねぷた 
台数だけなら弘前に負けません!ヤーレヤーレヤーの掛け声もかっこいい。「こみせ」と呼ばれる古い町並みを通るねぷたは圧巻です。

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板柳りんごねぷた
この町でねぷたをやってる事を知ってる人は県民でも少ないと思います。こういう町の子ども達主体のねぷたの方がゆっくり眺められたりもするんですよね~~。

さて、お祭りウィーク!
燃え上がれ、青森!
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2015.07.27 Mon l 絵本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
ここ最近になって、ようやく夏らしい暑さになってきた青森です。今日は30℃を超えているようです。
日陰に入れば涼しいのですが、如何せん、我が家にはクーラーがありません!(それでも何とか過ごせるのです)

今日から子供達は夏休み。子供三人家にいると外の方が涼しい(汗
あまり暑くはならないで欲しいな~

ってことで


「カルちゃんエルくん あついあつい」いわむらかずお
小3の姫が大好きないわむらかずおさんです。この本もトマトやかぼちゃの描写が実にリアル!
少しでも涼しいところを探そうと、元気なカルちゃんがぴょんぴょん飛んで行きます。次から次へと野菜が変わる畑から畑への移動。その時のエルくんの暑そうな顔が何とも....もうグダグダなんです(笑)これだけ暑いとそうなるよね~!って感じ。

最後には夕立が来て、少し涼しくなって、暑かった一日が終わります。暑い夏の一日を表した絵本でした。

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「キャプテンうみへいく」作: マーガレット・ワイズ・ブラウン 絵: ガース・ウィリアムズ 訳: ひがし はるみ
船乗りになりたい犬のキャプテン。ある日ついに海をめざして旅立ちますが…なかなか海へ辿りつきません。飛行機に乗らない?車は?途中で声をかけられますが、全て断り、船を探します。やがて船を見つけ、海に出る。でも、今度は嵐で船が壊れて....
それでも自分の夢ですからね。元気に船をなおして再び海に出るのです。
淡々としたお話なんですが、その淡々さが読みやすいです。途中に出てくる「ふなのりいぬの歌」は是非適当に音階をつけて歌いたいですね。

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「どうぶつたいじゅうそくてい」文: 聞かせ屋。けいたろう 絵: 高畠 純
以前にここで紹介した「どうぶつしんちょそくてい」の続編です。前回は身長、今度は体重!動物たちの体重測定は大変です。これも淡々と次々と動物の体重を測定するだけ...なんですが、これがなかなか。くじゃくさんは羽を広げるし、豚さんは何故か嫌がって体重計に乗らないし、象さんは大きすぎて専用の体重計だし....
動物園に取材に行って描かれた絵本。さて、ライオンとサイ、重いのはどっち??^^

ではまた~

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2015.07.22 Wed l 絵本 l コメント (0) トラックバック (0) l top

ミッフィーっす(^^)/

明日まで青森県立美術館で開催中の「ミッフィー展」をやっと見に行って来ました。^^

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外壁からこれ♪
確か六月ごろからやってたんですけど、やっと行けました。県内とは言うものの、三沢からだと県美までは高速使っても片道二時間弱。なかなかね~。そう言えば、九月から来春まで大改修工事になるはずなので、これでまた暫く行かなくなるかな?

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展示会場、何か所か撮影して良い場所もありました。勿論、ブルーナ氏の原画なんかは撮影禁止でしたけどね。

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映画撮影に実際に使われたクレイ
「うさこちゃん」シリーズの絵本って36冊出てるそうなんですが、読んだ事あるのは7~8冊だったみたいです。展示会では、氏の描いた最初の絵本(耳のデザインがまるで違う!)の原画から、貼り絵方式の完成までとか、未使用となった原画など、見応えのある展示ばかりでしたよ。「うさこちゃんとあかちゃん」の原画では、使われなかった、お母さんのおなかに赤ちゃんがいる絵や、うさこちゃん(ミッフィー)が赤ちゃんのために用意したたくさんのおもちゃなどが描かれていて、ほんの数ページのミッフィーシリーズですが、完成までには様々な構想が練られていて、たくさんの未使用原画などもあって、作者の思いがぎっしり詰まってるんだ!って改めて感じる事が出来ました。

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こんな感じで、原画に囲まれながら、じっくり絵本を^^20冊くらい読んでしまいました。ミッフィーばっかり!「最近の絵本」ってタイトルで記事書くなら一気に20くらい追加(笑

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子供たちに大人気のコーナー。

大人1200円、子供600円。安くはないけど、決して高くは無かった。充実の二時間半でした!!

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ねぶたミッフィーにりんごミッフィー。青森だね!

ではまた~

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加筆....
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今年はミッフィー60周年なんだそうです。記念すべき第一刷のミッフィーはこんな顔。そしてこの「ちいさなうさこちゃん」の絵本も、発刊から8年後、増版時に絵柄変更になったそうです。
2015.07.19 Sun l 絵本 l コメント (4) トラックバック (0) l top
先週末から突然暑い!!っす。
まぁもうすぐ子供達も夏休みですからね~
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金曜日は坊主君の幼稚園の親子ふれあい活動でした。この日は風が爽やかでしたね~~。
午後は姫、小姫の小学校の参観日でした。土日も小学校でイベントがあったので、子供達中心の生活となった週末でした。

さて

「ようちえんのおひめさま」種村有希子
中身全く見ずにタイトルだけで借りて来ました。小姫が夢中の「プリンセスプリキュア」をイメージしてたもので(笑
ところがどっこい。ここに出てくる「おひめさま」は何と幼稚園の園庭にある小さな時計台のからくりなんです。毎朝9時におひめさまとおうじさまが出てくるので、子供達は「おはよ!」と声をかけます。ところが、ある日、嵐がやってきて....動かなくなってしまいます。
何とかしてお姫様と王子様に出て来て貰いたくって、子供達は知恵を絞ります。これがかわいらしい!!
私、幼稚園で役員やってるんで幼稚園にはよく行くんですが、子供達の純粋な姿って見ていると何だか暖かな気持ちになってきます。

自宅でも暖かくなれればいんですがね~~怒ってばっかりですね~~~(苦笑

さてさて。

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「やさしいたんぽぽ」ぶん/安房直子 え/南塚直子
凄く凄く、不思議な世界観の絵本です。暖かくて優しくてそれでいて哀しい。捨てられた猫は何処に行くのだろう。
表紙のこの女の子は猫を抱いています。お母さんに「捨てて来なさい」って言われたんです。でも、捨てられちゃったら、この子猫はどうなるんだろう...
どうしていいかわからない女の子の周りのたんぽぽが光り輝いて優しく揺れます。たんぽぽは、犬や猫が、この野原に捨てられる日は、そんなふうに光るのです。そしてたんぽぽは自分の茎から流れるミルクを猫に飲ませ、首輪にたんぽぽをつけるように言うんです。そしてそれを目印にして、捨てられた動物たちを乗せた「ひかりのくに」行きの列車が野原にやってきて....

ひかりのくにってどこなのか。捨てられた動物たちの行き先ってどこなのか。

死を意識もさせるし、もしかしらたんぽぽが本当に幸せになれる場所に連れて行ってくれるのかも。
とにかく、悲しくなる絵本でした。解釈の仕方にもよるでしょうけれど。

小さい子には色々難解です。うちの子達じゃまだ難しかった。高学年くらいになれば色々感じるかも知れません。その辺が「読書感想文コンクール」に選ばれてる理由でしょうね。

ではまた~

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2015.07.14 Tue l 絵本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
いつも行く六ヶ所図書館で「夏の子どもブックレース」が始まりました!
絵本で良いので、8月末までに30冊借りれば図書券貰えます。図書館利用は私にとっては日常なので、普通に500円ゲットできちゃうんですが、昨年の完走者、たったの102人しかいないんですって。勿体ないっすよ~。

さて。

「ふたごのたこたこウィンナー」作: 林 木林 絵: 西村 敏雄
たまごやきを枕に、ぐっすり眠っていた「あにたこ」と「おとうとたこ」のふたごのたこたこウィンナー。
箸で掴まれそうになって、逃げだします。逃げた先はお父さんのポケットだったり、ハンカチのチューリップの柄だったり、トマトの中だったり....「いた!」「ここ!!」子供達は大喜びです。(金魚が逃げたと一緒ですね~)
そして、一生懸命に逃げたウィンナーが辿りついた場所は.....

お弁当箱(爆


ダメじゃん(笑

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「そらまめくんのあたらしいベッド」 作/なかやみわ 
待望のそらまめくんシリーズの新作。6月に発売になったばかりなのですが、6月中に借りる事が出来ました~
そらまめくんシリーズ、9年ぶりの新作だそうです。時間が経って、そらまめくんのふわふわベッドもくたびれてきました。「そうだ!ワタを入れ替えよう~」てんで、新しいワタを探しに旅に出るそらまめくん。途中、いつかのメダカの子とも会いながら旅をつづけ、ついにワタの木に辿りつきますが、そらまめくんのおうちはもう遠く離れてしまって、帰り道がわかりません。更に、ワタの木はまだつぼみもつけてなくって、ワタが手に入るまでにはまだまだ時間がかかります。
新しい豆仲間もたくさん登場!ほんわか絵本です。
好きなんですよね~~なかやさん。絵本もかわいいんですけど、なかやさん自身もかわいらしい感じ?同い年だそうです、私。

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左が新しい仲間たち。意外と近いところに住んでるようですし、次回作があれば大人数のお豆さん達になるのかな~

ではまた~~


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2015.07.08 Wed l 絵本 l コメント (2) トラックバック (0) l top

「パパのはなしじゃねむれない」作:武谷 千保美 絵:赤川 明
何て言いますかね~。自分も、夜、寝る前に絵本を読み聞かせてます。これが、パパの中では結構大事な時間になってるんです。で、結局寝るのが遅くなりがちなので、「早く寝なさい!」って怒られる結末になるんですが(苦笑
この絵本では、パパが自分が考えた変なお話を子供に聞かせてあげます。明日は遠足なので早く寝たいよっちんでしたが、パパの創作童話(?)が面白い。巨大な鶏が動物たちを食べてどんどん大きくなって太陽に届くくらいに大きくなってしまうんです!そして....
想像を超えた壮大なストーリーが展開!!童話と言うかナンセンスすぎて、このパパ、この先、この話をどう進めるの??最後、どうなるの???気になって気になって~~~~

で、パパが眠くなった時点で、お話は終了。絵本も終了!!(爆

余りにも意外な結末に、よっちんだけじゃなく、また眠れなくなる我が家の子供達。。。。私も先が気になります。続編ないの??(笑

続いては....

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「はこぶ」鎌田歩

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色んなものを色んな手段で運びます。
昔は何もなかった。だから、こうして手で運んだ。

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そのうち、人は道具を作った。袋、籠、リヤカー、自転車、車、カーキャリアー、コンテナ、列車、船、飛行機....時には道路が土砂崩れになって、そんな時は道路を作るところから始める。
そんなのが絵で一目で示されてる、そんな絵本です。

小学校低学年向けの読書感想文の課題図書にも選ばれてるのは、そんな理由からなんでしょうね。簡単な文章と細かい描写の絵で「はこぶ」ことの大切さ、大変さ、そのための努力を教えてくれる絵本なのでした。

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ついには、こんなところにも人は荷物を運びます。
ってここまで来て、「あ~~これ、この前、運べなかったな~~」なんて....(苦笑
とにかく、運ぶって凄く大切で、大変なんですよね。

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運ぶに関連して....今週、出張先でこいつに遭遇しましたよ。EH500。金太郎の愛称で知られる貨物列車です。

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運んでる運んでる~~。頑張れ!!

ではまた~~

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2015.07.03 Fri l 絵本 l コメント (2) トラックバック (0) l top
7月です。青森も梅雨入りし.....寒い!!!
先週なんて、10℃行かない日が二日も続いたんですよ。今週は20℃くらいまで上がりそうですが.....
ねぶたまで後一ヶ月。今年は夏が短そうです。

さて


「サンドイッチサンドイッチ」 小西英子
何かすっごく坊主君が気に入ってるんです、この絵本。
写真撮ったのは五月。三沢市立図書館で借りて来たんですね。で、この絵本、幼稚園でも蔵書してるんですが、その後、4回借りてきました。先週は二日連続(笑)子供って、なんか「ツボ」にはまる事があるんですよね。小姫は別の絵本がツボだったな~。
で、この「サンドイッチサンドイッチ」は、サンドイッチを作るだけです。
食パンにバターを塗って、レタスを乗せてトマトを乗せてゆでたまごを乗せて....最後はいただきま~~す。
子供達の大好きなサンドイッチ。こういう簡単な食べ物の絵本は年少児特有かなぁ。でも、私も好きなんですよね。食べ物絵本。

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「どんぐりむらのほんやさん」なかや みわ
ご存じ、「どんぐり村」シリーズの最新作です。いろんな職業が登場するどんぐり村シリーズ、今回は本屋さん!
小さな本屋さんの店員さんは、「本」が持つ魔法の力を教えてくれます。店員「くるん」はそんな店員仲間に憧れているものの、自分にはそんな力がなくて....でも!
ある日、子供達に絵本を読んでいた時に起きた停電。その中でくるんも子供達も感じた「絵本の魔法」。
そうそう、絵本ってこんな力があるよね~~って思える絵本です。

なかやみわさんの作品ってどれも好きなんですが、この作品は特に私のお気に入りとなりました。なかやさんは、私達よりもちょっと先輩かな?って感じのお母さまなのですよね。今回の作品に関するインタビュー記事がありましたので、リンクしておきます。よろしければ、どうぞ。(絵本ナビの記事

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ところで、主人公の「くるん」はくぬぎのどんぐりなんですが、くぬぎのどんぐりってこんなのであります。
この「くるん」とした帽子が特徴。カシワもこんな感じですね~(小川原湖畔にて撮影)

ではまた~

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2015.07.01 Wed l 絵本 l コメント (0) トラックバック (0) l top