「あしたはだれにあえるかな (おたんじょう月おめでとう)」著者 中川 ひろたか (文),おくはら ゆめ (絵)
幼稚園の卒園の絵本です。
そう思って借りて来たら、いきなり「いちご」を食べるシーン。
そのいちごは、幼稚園で食べる最後のいちご。
幼稚園ではめる、最後のパズルの1ピース。
そう、卒園を控えた子供たちにとって、日々の生活、その全てが最後の活動。
そして迎える、卒園式。華やかな卒園式が終わると、誰もいない幼稚園。
寂しいけれど、悲しいけれど....明日からの自分にもワクワク!
この一文が中川 ひろたかワールドだと思いました。
そう、子供達には未来が待っています。
大好きな先生とのお別れは寂しいけれど、新しい自分、明日からの自分への大きな期待を胸に!
そんな事を、すんなりと心に刻めるような絵本です。
卒園を控えたお子様に心からお奨めします。
卒園式のかえりみち。「あしたはだれにあえるかな」。
それは小学校で出会うお友達であり、「お姉さん」になった自分。さりげなくお腹に手を添えるお母さんの姿もいいですね。^^
さて、うちの末っ子も昨日、卒園式でした。
三沢市内で一番駅に近いのに一番山奥で雪深く、自然たっぷりな幼稚園。
一番上の子の入園から8年。
先生方と幼稚園に育てて頂いたのは子供達だけじゃなく、私たち親もでした。
たくさんの人と出会い、子供達と出会い、絵本と出会い、たくさんの愛をくれた幼稚園。
「保護者」と言うものの難しさと楽しさ、そして素晴らしさを教えて頂きました。
精いっぱいの感謝と涙を添えて心からのありがとうをここに残しておきます。
さようなら、私たちを親にしてくれた幼稚園。
ありがとうございました。
ほんとうにこの幼稚園にして良かった!!
さようなら!!
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