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「したきりすずめ」作: 松谷 みよ子 絵: 村上 幸一

したきりすずめ。
皆さん、ご存知ですか?いや~私、あんまり自信なかったです。そう、この手の古典って知ってるようでよく知らない。そもそも何故舌を切られたの?知ってるのは大きなつづら、小さなつづら....の一節くらいでした。
だけど絵本としては結構あちこちから出ています。松谷みよ子さんの作でも、瀬川 康男さんの絵、片山 健さんの絵、堀内 誠一さんの絵、とありますし、お話自体も微妙に変わっていたり、マイルドになっていたりするみたいです。
あとがきを見ると、この「したきりすずめ」はもともとも伝承に近いようだと作者も仰っています。その通り、結構過激。

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この出だしからして残酷。おじいさんがかわいがっていたスズメがおばあさんの「のり」を食べてしまった。これに怒ったおばあさんが舌を切ってしまうんですね。酷~い。

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スズメが不憫で様子を見に行ったおじいさん。途中で馬洗いや牛洗いの酷い仕打ちにあいますが、スズメへの思いを胸に乗り越えていきます。そんなおじいさんに、スズメたちは宝物のプレゼント。

一方、がめつさ爆発のおばあさんは.....

人のもつ優しさと「業」。両極を持つおじいさんとおばあさん。どちらも人間なんだよ、と子供たちに伝わればいいですね。
小さい子、小学生、大人....感じ方が違うお話ですよね。こういうのもやっぱりいいもんです。


さて、もう一冊。

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「やさいのがっこう ピーマンくんゆめをみる」なかや みわ
新シリーズとなったやさいのがっこうの二作目です。そらまめくんも新作出てるし、なかやみわさん、絶好調です。今年中にくれよんくんシリーズ一冊、どんぐり村シリーズ二冊が刊行予定だとか。稼ぎまくり(笑

この「やさいのがっこう」では様々な野菜たちが立派に育って「出荷」されることを目指します。
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前作では「真っ赤になって卒業する」ことを目指すとまとちゃんのお話でした。今回は...ぴーまんくん。
こいつが....とまとちゃんと違ってグダグダです。すぐに寝ちゃうしちょっとバカ?(笑
そんなピーマンくん。カラフルになって卒業したいのにいつまでも緑色....

果たして卒業できるのか!?

作者のなかやみわさん自体、男の子さんのお子さんで、ちょうど読者のお母さん方と同世代かちょっと上くらいの世代の方です。作品を読んでいて共感できるのは、そんな子育て世代だからなのかも知れませんね。

そんななかやみわ先生のインタビューがありました。こちらです。

ではまた~~

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2017.07.13 Thu l 未分類 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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